映画公開日に1回、1月4日に1回観に行きましたので、寝ぼけナマコの頭で感想をまとめていこうと思います。
このブログは思ったことを殴り書きしていくような感じになってるので読みづらいと思いますが、読みたい項目のみ読んでください。

・やっぱり俺の推しは電王!
・アナザー電王、悲しい悪役だったなぁ
・アナザーダブル、いい悪役だったなぁ
・アナザークウガ
・誰かが覚えている限り存在すること
・嬉しかった組み合わせ
・失われた兄弟の物語
・桐生戦兎を覚えている人たち
・総合して

やっぱり俺の推しは電王!

twitterに、推しが出てきて感極まって号泣するオタクを描いた漫画を見かけますが、私にはその理由がよくわかりませんでした。
いくら好きなものが目の前に現れても、泣き出すことはないんじゃないかと
しかし、この映画でその考えが覆されました。

そう。佐藤健氏のサプライズ出演である。

1回目で佐藤健氏を見たとき、俺の中に眠っていた電王熱が再発し、電王に想いを馳せる日々を送るようになってました。
もちろん、会場もざわついていました。

そのため、2回目を視聴する前にyoutubeに投稿されている電王本編1,2,11,12話を視聴していきました。
平ジェネ1回目で電王熱が高まってたからか、2話でM電王が暴れまわっているのを見るだけで泣きそうになっていて、2回目で電王が出てきたときも涙を流しながら見てました。
ああ、推しを見て涙を流すというのはこういうことなんだなって、推しを拝む皆様の気持ちが分かった気がします。

私にとっての電王は初めて平成ライダーにちゃんとハマった作品でした。
電王が始まるまでライダーはたまに見る程度で、途中の展開を知らないまま、最終回を視聴することも稀でした。
電王に限っては、1話からちゃんとハマって、最終話までちゃんとリアルタイムで見た仮面ライダーになりました。
何より、イマジンたちとの会話が楽しいし、作品が全体的に明るい(明るく見せて結構闇も深いんだけどね、電王は)。
当時、暗いストーリーが苦手だった私は、電王という作品がピッタリでした。

電王辺りからか、本屋で電王の雑誌を見つけると何時間でも立ち読みしてましたし、初めて親不在で映画に行ったのも電キバでした。
電キバやさら電を観た後は、部屋で電王のキャラソン聴きながら、パンフや雑誌を読み漁っていて、あの頃が一番純粋な気持ちでライダーを楽しんでいたんだなーって思います。

後は、なぜ、今回の映画ではU良太郎として出演していたのか?
これはやはり佐藤健氏がデンライナーを降りてから培ってきたものが、野上良太郎の器に収まりきれなくなってしまったんやなぁと感じてました。
そして、そこからのモモタロスの言葉。
モモタロス達もファンの俺たちも野上良太郎という存在を忘れなかったし、佐藤健氏自身も野上良太郎の存在をずっと覚えていた。
だから、今回の奇跡のサプライズ出演が成り立ったんだなと思うと本当に感動する。
youtubeの電王配信を追っていきたいと思った。

これまで俺の中での一番はオーズや鎧武かなーって思ってたけど、やっぱり俺は電王なんだなって
俺は電王が一番好きなんだなって感じました。

アナザー電王、悲しい悪役だったなぁ

シンゴを助けようとしたアタルがアナザー電王になってしまうというのがすごく悲しかったし、アナザー電王になったアタルを助けようとして奮闘するフータロスの構図が完全にさら電だったし、アナザー電王を完封したのが、特異点である野上良太郎が変身する本物の電王というのがエモかったし、アナザー電王になったアタルを救ったのがアタルの推しの電王であり野上良太郎ってのがすごかったし、良太郎との触れ合いを通じて仮面ライダーの存在を信じるようになるアタルが良かったし、あのシーンにはほんの数分だったけど、電王のテーマを後輩やファンが受け止める構図が本当にやばかったから文句ないんだけど、
一つだけ疑問に残ることがある。

『じゃあなんで2000年にアナザー電王が誕生できたの?』と

これは、イマジンと契約したアタルの一番濃い記憶が2000年1月29日であり、2007年じゃなくてもアナザー電王が誕生できたのかなと
ご都合主義と言われればそれまでなんですけどね。

アナザーダブル、いい悪役だったなぁ

今回はダブル要素少な目で、ダブルウォッチは風麺のおっちゃんからもらったし、ダブルウォッチで世界線を行き来できるし、星の本棚になぜか電王のカードがあるし、なんか扱いが春映画感満載だったけど、この辺は菅田将暉氏のスケジュールの都合上しょうがないのかなと、だって二年先までスケジュール真っ黒っておまwww
超絶人気のカリスマ美容師かよ!!!!って
結局アナザーダブルは誰だったのかとか、どこで誕生したのかとか、アナザーダブルは二人の人間が変身していたのかなとか色々あるけど、個人的にはいい感じの悪役だったなぁって印象です。

けれども、ハーフチェンジしてルナジョーカーになったし、お前の罪を問われたときはハーフボイルドと答えてたし、倒されるときは真っ二つになってたし、アナザーダブルにおいてもファンには嬉しい演出もたくさんあった。
ハーフボイルドと答えてたアナザーダブルの片割れはもしかしてフィリップと出会えなかった左翔太郎だったのかなと思ったり。
サンタちゃんとウォッチャマンがアナザーダブルだったかも知れないと考えても面白そう。

もし、菅田将暉氏の出演が決まっていたら、アナザーダブルになった翔太郎とどんなストーリーを紡ぐのかとか妄想が膨らむ。

後、アタルの世界の風麺マスターにどうやって翔太郎が現れて、どうやってダブルウォッチを手に入れていたのかとか謎が深まるばかりですが、ダブルは今回の映画にいいエッセンスを与えてくれたのかなと思います。

ダブルアーマーの演出も好きだった。
必殺技はMOVIE大戦2010を彷彿とさせてました。

アナザークウガ

アナザークウガの悪者感がすごかったですよね。
平成ライダーの歴史を憎みつつ、実は自分ひとりだけがライダーになり、自分ひとりだけが笑顔になればいいという超自己中的な考え方。
クライマックスだったから気にならなかったけど、アナザークウガは2018年に倒されて消滅しているんですよね。
クウガが誕生したのが2000年だったのに、なぜアナザークウガは2018年に完封できたのだろうか?
果たして、20大ライダーで倒す必要があったのだろうか?

その理由として、私はシンゴを挙げる。

一度倒されたティードは特異点であるシンゴを取り込んでアナザークウガに再変身する。
シンゴは平成ライダーの起点になる特異点であり、彼の存在の有無が平成ライダーの存在を左右する。
そのために、ティードはシンゴそのものと一体となることで、永遠に平成ライダーの存在を亡き者にしようとしたのかもしれない。
それに彼が、平成ライダー全ての存在の鍵を握るということは、全ての平成ライダーの力でしかアナザークウガを倒すことができなかった。
普通なら、シンゴ一人を取り込むことで、全平成ライダーが終結することはない…はずだった。
特異点であるシンゴ一人の力だけではなく、もう人々の心の中にライダーがいたから、ライダー達は復活した。
ライダー達の予想外の復活によって、ティードはアナザークウガの弱点である『全平成ライダーの力』で敗れ去ったのかなと

空想の域を出ませんが、アタルの願いであった『ライダー達がシンゴを救う』が本当に実現したんだなーって思えて、シンゴは本当に家に帰れてよかったねって思えた。

誰かが覚えている限り存在すること

仮面ライダー電王から、『誰かが覚えてくれる限り存在すること』というキーワードがライダーシリーズの中に流れ始めた。
仮面ライダーディケイドでは、世界を破壊した士を覚えている仲間がいたから、帰ってこれたし、仮面ライダー4号では、心の片隅でどこか巧のことを覚えている進ノ介がいたし(555は全話視聴していませんでしたが、4号は感動しました)、そして何よりも、ライダーを演じてきた俳優のみなさんがライダーのことを忘れていなかったのが嬉しかった。

ここ数年の特撮業界は、できる限り本人役で出演するというのがトレンドになっているし、本人もまたヒーローとして戻ってきたいという気持ちが強い気がします。

もちろん、例え演じてきた作品でも思い入れが分かれるものだと思いますし、役者が作品に対して思い入れを持っていないといけないという決まりはないのですが、ライダーを演じてきた人達がライダーを忘れていなかったという事実が純粋にうれしい。

特に、年末の水嶋ヒロ氏のツイートでした。
以下引用です。

なぜ出ない?みたいなコメントをこれまであまりに沢山もらってきているから、誤解されたままも悲しいので、正直に言うね。
そもそもオファーを貰っていないから検討のしようがない。俺も健と同じく天道が原点。黒歴史なんて思ってないよ。
当時俺を選んでくれたプロデューサー陣、育ててくれた石田、長石、田村、田崎監督や他スタッフ、特撮ファンの皆にはずっと感謝してる。
映画の大成功を祈る。観るね。

このツイートを見て、仮面ライダーだったことを覚えてくれている人がいるということが嬉しかった。
ライダー俳優の中には普段から話題にはしないけど、ちゃんとライダーだった時間を覚えていてくれているんだと、
俺たちファンだけじゃなくて、仮面ライダーを演じた本人もちゃんと覚えているから、仮面ライダーはそこにいるんだということがしみじみと感じられました。

嬉しかった組み合わせ(順不同)

ウィザード、龍騎、響鬼
→炎縛り

鎧武、ブレイド、オーズ
→斬撃+地球上の生き物欲張りセット

アギト、キバ
→『共存』テーマ繋がり

W、オーズ、フォーゼ、ウィザードのバイク並走
→アルティメイタム or 戦国MOVIE大合戦

オーズ、ドライブ
→ベルトが相棒 ※本人来たと思ったらライブラリ出演だった

ドライブ、カブト、ファイズ
→スピード3兄弟

ファイズ、ブレイド、響鬼
→4作品目~6作品目

グリスvsアナザーダブル&アナザー電王
→ディケイドが割り込まなかったら、電王→キバ(カズミンの俳優さんがキバに出演してた)→ダブルになってたはずで、地味にアナザー系列対決になっているのがよかった

子供たちの声援で駆けつけるライダー達をみるとどこかオーズ×電王を思い出しましたね。
オジンオズボーンの篠原さんをわざわざ子供にする必要あったんかなww

失われた兄弟の物語

佐藤健氏の特別出演で結構持ってかれましたが、実は物語の軸はこの兄弟の物語です。
シンゴが失踪したばっかりに、親の愛情が受けられなかったアタル。。。

現実逃避のためにライダーにのめり込み、そしてシンゴを助けてくれないライダーに失望しながらも追い続けてる姿が寂しさも悲しさも感じました。
シンゴは生まれてくる未来の弟のためにわざと自分が捕まる道を選ぶ。
その姿からこれから兄としてちゃんと弟を守っていこうとする覚悟が見られて、7歳だけどかっこよさを感じた。

そして、シンゴの真実に気づいたアタルがアナザー電王になってしまう。
ただ、自分の兄を助けたかっただけなのに、憧れたヒーローの偽物として、悪の手先となってしまうのがとても悲しかった。

そこに颯爽と駆けつけた電王が、ヒーローに失望したアタルを助け出し、誰でもない野上良太郎がアタルに希望を与える。

悪夢から目覚めたシンゴの目の前には、自分が未来に待ち望んでいる仮面ライダー達によって助けられる。

そして、シンゴはアタルと共に、かつて自分を助けてくれた仮面ライダーを追いかけ続ける。

なんかこう、悲しい物語から、兄弟を救ってくれたのが仮面ライダーで仮面ライダーはいつでもそばにいるとということがメッセージとして伝わってきてなんか温かい気持ちになった。

桐生戦兎を覚えている人たち

桐生戦兎
彼はこの世界に存在しないはずの人間だった。
顔は佐藤太郎、身体と頭脳は葛城巧。
エボルトが力を取り戻すために創られた『偽りのヒーロー』正に虚構の存在だった。

桐生戦兎として何一つオリジナルのバックグラウンドがなく、自分の理想とするヒーローを演じるしかなかった。

エボルトとの戦いを通して、戦兎は美空、万丈、紗羽さん、カズミン、幻徳と出会い、仲間が桐生戦兎をより深いところでビルドしていく。

世界を救うために、エボルトを倒すために、新世界を創り出した戦兎は万丈と共に世界に取り残されてしまう。

最初は自分だけが何も覚えてなくて、最後は自分以外誰も覚えていない。

そんな中、相棒の万丈が自分のことを覚えていてくれること。

それが桐生戦兎の生きる支えになっていたのかななんて思う。

ティードとの戦いを通じて、電王との出会いを通じて、アタルとシンゴとの出会いを通じて

ソウゴは覚えていることの大切さを知る

桐生戦兎のこともソウゴは覚えていようと決心する。

桐生戦兎がどんな経緯でビルドになったのか ソウゴは知らない けれどこれからの戦兎を忘れないとソウゴは誓った。

これからの戦兎を覚えている人間がいる。

そんなことがこれからの戦兎を救ったのかなと思うと、なんか嬉しかった。

俺も戦兎のことを忘れないでいようと思う。

総合して

総合してめっちゃ面白い映画でした。
面白いだけではなく、推しに対してどう動くのか、好きなものに対してどう向き合うのかを考えさせられる映画でした。

おまけ1
公開初日、私がつまんでいるポップコーンに手を伸ばした赤ちゃんがママに怒られて号泣していました。
私はすごくポップコーンをあげたかったけど、すでに私がべたべた触った後だったし、赤ちゃんが果たしてポップコーンを食べられるのかわからなかったので、あげることができなかった。
ごめんね。

おまけ2
二回目観覧時、一番前の真ん中の席に、後ろ姿がひふみんそっくりのおじいちゃんが座ってた。

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